小俣町で今の医院を始めてから20年が過ぎました。振り返ってみても、あっという間に 時間が過ぎたように感じます。医院の周辺も畑だったところに他の診療所が増え、銀行ができ、スーパーマーケットや薬局もできました。 ずいぶんと賑やかになってきたものです。
一方子供たちを取り巻く環境は、2019年の新型コロナウイルスの出現にともない大きく変わりました。学校、園の閉鎖と行動制限などで新型コロナ以外の感染症は一時期ずいぶ んと減りました。しかし、2022年、行動制限の緩和にともない新型コロナの患者数が増加するとともに、 手足口病、 RSウイルス感染症、ヒトメタニューモウイルス感染症、ノロウイルスなどの従来見られていた感染症が復活してきています。そして2023年5月8日から新型コロナもインフルエンザなどと同じ5類感染症になりました。少しずつ制限を緩和していく必要はありますが、すぐには院内での診察という訳にはいきません。今しばらくはお車での診察などご不便をおかけしますが、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
この20年、地域に根差した診療所としてやってきましたが、最近はかつて当院に受診していただいた子供が親となり、 自分の子供達を連れてきていただくようになってきました。引き続き、お気軽に病気や発育、発達の相談をして頂ければ幸いです。
やまなかこどもクリニック
理事長 山中 弘文
1977年 | 三重県立松阪高等学校理数科卒業 |
1983年 | 京都府立医科大学卒業 |
1991年 | 京都府立医科大学大学院博士課程修了 京都府立与謝の海病院など勤務 |
2001年 | やまなかこどもクリニック 現在にいたる |